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アルコールが使われているかどうかが違う
アルコールに香料を溶かしたものが香水です。つまりオーデコロンは、アルコールに香料を溶かしたものなので香水に分類されます。
肌につけると、揮発性の高いアルコールだけ飛んで香料だけが肌に残るという仕組み。完全に香りを楽しむためだけの製品と言えます。
一方ボディミストは、必ずしもアルコールが使われているとは限りません。ほとんどの製品にアルコールが使われていません。
使用目的(成分)が違う
オーデコロンも含め、香水の成分は、アルコールと香料だけになります。アルコールは肌につけた途端に揮発しますので、香料(香り)だけが肌に残ります。
一方ボディミストには、香料の他にヒアルロン酸やコラーゲンなどの保湿・美容成分が配合されています。すでにご紹介した通り、ボディミストにアルコールが含まれているものはあまりありません。良い香りをつけるだけでなく、肌もケアしてしまおうという目的で作られています。
オーデコロンは肌に香りをつける製品。目的は、肌に香りをつけて楽しむこと。とても贅沢な製品です。ボディミストは化粧水。肌ケアが目的になります。香りはついで。
香りの持続時間が微妙に違う
オーデコロンの香りの持続時間は一般的に1~2時間。一方ボディミストの香り持続時間は長くて1時間。微妙にボディミストの持続時間の方が少ないので、オーデコロンより香料の量が少ないことがわかります。
付ける対象の範囲が違う
オーデコロンは香水なので、つける対象は原則素肌。衣類につける場合には、シミになったり変色する恐れがあるので注意が必要です。髪につける場合も、痛んでキューティクルが破壊されてしまう恐れがあるのでオススメできません。タバコや肉の臭いが気になる場合は、髪専用のヘアミストが理想的。
一方ボディミストのつける対象の範囲は広め。化粧水で肌をケアするためのものですから、髪につけても大丈夫。また衣類やカーテン、カーペットなどの布製品にタバコや肉の匂いがついたときに、香りづけ・消臭・防臭・除菌・シワとりのため使ったりします。
香りの深み・複雑さが違う
オーデコロンは香水に分類される製品なので、混ぜられている香料の種類は50種類を超えます。そのため香りに深みがあり、複雑さも感じられます。
香水ブランドが販売するボディミストの場合、自社が販売する香水と同じ香料を使っていたりするので、同じボディミストにも関わらず、一般的なボディミストより香りに深みがあります。
一方、一般的なボディミストの場合、オーデコロンほど複雑な香料が使われていない可能性があります。中には1つの香料しか使われていない製品もあります。香料の種類が増えれば増えるほど香りの深さが変わってきます。
価格が違う
おおよそですが、オーデコロンの価格はボディミストの3倍以上です。製品によっては、10倍も30倍も高いものまであります。理由はすでにご紹介した通り、使われている香料の種類が桁違いに多く、使われている量も多いからです。オーデコロンは、貴重で高価な香料がふんだんに使われた、とてもとても贅沢な特別な香りです。
一方ボディミストは、比較的価格が安価で、購入時も使う際も気軽。多少贅沢にシュッシュ・シュッシュ使っても安心。汎用性で大きく勝ります。
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「オーデコロン」と「ボディミスト」比較
種類 | ボディミスト | オーデコロン |
---|---|---|
目的 | 香りづけと肌ケア | 香りづけとリフレッシュ |
成分 | 水・香料・(アルコール)・保湿・美容成分 | 水・香料・アルコール |
使い方 | 肌・髪の毛・布製品などに吹きかける | 肌に吹きかける |
持続時間 | 1時間前後 | 1〜2時間 |
価格 | 200ml200円くらいから | 200ml600円くらいから |