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五感のうち臭覚だけ仲間はずれ
部室と下駄箱と靴下を思い浮かべてみてください。どうでしょう、不快な感情が先に沸き立ったのではないでしょうか。思い出してください。臭い匂いは「ヤダ、臭い!」って不快を感じてから「これ何の匂い?」って分析しますよね。「ヤダ!」ってこれ、感情ですよね。
庭園に咲く花を目にした時はどうでしょう。「バラは美しい」っていいます。先にその花がバラであると脳が分析し、その後に美しいという感情がきます。
音楽も同じ。「とてもいい音色。けど不思議と悲しい気持ちになるわね。」先に何らかの音色であることを脳が分析し、その後に感情を刺激しています。
臭覚と視覚・聴覚・触覚・味覚は、脳内部の神経回路をめぐる順番が逆です。
心地よいか否か、好きか嫌いか、本能や感情を呼び起こすニオイ
視覚(見る)、聴覚(聴く)、味覚(味わう)、触覚(触れる)からの信号は、それが何かを認識するため「大脳皮質」を通ってから、感情や欲求など情動に関与する「大脳辺縁系」に向かいます。見る、聴く、味わう、触れるは先に、それが何かを認識してから感情が湧き上がるのです。
一方臭覚(ニオイを嗅ぐ)だけは特殊。先に「大脳辺縁系」に向かって、その後に「大脳皮質」に向かいます。視覚、聴覚、味覚、触覚と逆。ニオイだけは、先に感情が湧き上がり、その後にこのニオイはなんなんだと判断するのです。理由は「大脳辺縁系」に直接向かう臭覚のメカニズム。
香りで昔の思い出が即座に蘇ったり、カレーのニオイで食欲が増したり。癒される香りでリラックスしたり、臭い匂いに不快を感じたり。香りは、快・不快・恐怖といった反応や、自らの体験や思い出に涙したりといった、感情を司る「大脳辺縁系」をダイレクトに刺激するのです。
臭いというイメージを定着させてはいけない
部室・下駄箱・靴下のニオイを想像して不快を感じた方は少なくないと思います。自分のニオイに気を使わないということは、誰かにとってのあなたは、部室・下駄箱・靴下と変わりないものに位置付けられてしまうのです。あなたは、ヒロシの臭い靴下になりたいですか?
周りの人に「〇〇さんはいつも臭い」と感じるイメージとして定着させてしまうと、思い出しただけで不快を感じさせることになってしまうわけです。
逆ならどうでしょう。「〇〇さんはいつもいい香り」というイメージを定着させることができたら。それを可能とさせるアイテムの一つが香水です。香水を正しく上手に活用することで、周りの人に心地よい感情を与えることができたのであれば、周りの人に好かれる第一歩を踏み出したということになります。
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- 香水歴25年
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