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肌が弱いと直接体に香水をつけられない
アトピー性皮膚炎、アレルギー、敏感肌。理由はさまざまあるかと思いますが、直接香水を肌につけることができない方達がいます。
肌が弱い方々は、自分の好きな香りを身につけることができないのでしょうか。自分が最も好きな香りじゃなかったとしても、選択肢はオーガニック香水しかないのでしょうか。
香水をつけることで、かゆくなったり、腫れてしまったりするのですから仕方ありません。ひどいアレルギーの場合死亡してしまうリスクだってあるのです。
肌に直接つけない香水のつけ方3種
ひどく腫れてしまったり、死亡リスクまである方にはオススメできませんが、香水を楽しむ方法は何も肌に直接つけるだけに限られていません。肌に直接つけることが推奨されているだけ。注意しつつではありますが、肌以外の場所につける方法も一般的に活用されています。
コットンに香水をつけて下着などに挟んだり、ポケットに忍ばせる
最も注意の必要がない、おすすめの香水の楽しみ方です。肌ではなく、コットンに香水をつけて、ポケットに忍ばしておく方法。
コットンが最もおすすめな理由は使い捨てできるからです。また軽いので、ピンなどを活用したりして下着に挟んでおくことも容易です。
肌に触れないようブラにピン留めしたり、スカートの裾にピン留めしたりできます。もし落ちてしまっても「まあいっか」で済みます。
落としてしまった場合に備えて、バッグに香水を入れたアトマイザー、コットン、ピンが用意されていれば、化粧室やトイレなんかで再度つけることができます。
使い捨て可能なコットンほど香水と相性の良いアイテムは他にありませ。お肌につけない香水のつけ方でもっともおすすめできる方法です。
ハンカチに香水をつけてポケットに忍ばせる
ハンカチに香水をつけてポケットなどに忍ばしておく方法も比較的一般的です。ただしコットンと異なり、多少欠点があるので注意が必要です。
ハンカチの場合、香水用と手拭き用と2つ用意しなければなりません。またコットンより重たいので、不可能ではありませんが、下着なんかにピン止めすることが気軽ではありません。
もし知らないうちに落としてしまったら、多少は残念に感じるかと思います。また白など、薄い色のハンカチに香水をつけることはおすすめできません。シミになって残ってしまう恐れがあるからです。
コットンと違ってハンカチは使いまわすことになります。そのため一度使うたび洗濯が必要です。ですが前の香りが残っている可能性が高いので、2度目も同じ香水でなければ香りが混ざってしまうという欠点まであります。
衣類につける
ハンカチよりも欠点の多い方法が、衣類に香水をつける方法です。ですが最も手っ取り早い方法ではあります。
つける場所としておすすめの場所は、ジャケットの内側、衣服の裏地、スカートやパンツの裾、男性であればネクタイの裏側などが一般的です。
ジャケットの内側や衣服の裏地は、ほんのり香らせることができます。スカートやパンツの裾、ネクタイの場合、揺れるたびに香るので魅力的に感じます。
ただし、ハンカチでご紹介した欠点が、より高価である衣類で発生することに注意。シミになる可能性があるからです。シミを避けるため薄い色の衣服は避けたほうがいいこと。洗濯しても香りが残ってしまう可能性があること。
なので、コットンに香水をつけて、ジャケットの内側、衣服の裏地、スカートやパンツの裾、ネクタイなどにピン留めしておく方が賢いやり方です。
肌に直接つけずに香水を楽しむときの2つの注意
肌と同じ 最大2回までのプッシュ
コットンやハンカチ、衣類に香水をつける場合であっても、肌につける場合と同じでつける回数は最大2回のプッシュまでです。それ以上香水をつけることは、人に好かれ、香水を居場所づくりのサポートアイテムとして推奨する当サイトではオススメしていません。臭いと感じさせてしまうので、香水をつけることで逆に嫌われてしまいかねないからです。
直接肌につけていないので、熱が遠く、肌よりも強く香らないことは確かです。とはいえ2回のプッシュでも十分に香りますから、最大2回までのプッシュにとどめておきましょう。
肌と同じ 3~5時間おきに付け足しを
香水は、パルファムなら5~7時間、オーデパルファムなら5時間、オードトワレなら3~4時間、オーデコロンなら1~2時間ごとに付け足す必要があります。香りがそれ以上持続しないからです。
ただし、肌と違ってつけてすぐの強い香りを避けるために洗い流すといったことが気軽にできませんので、つける場所を工夫しましょう。
付け足す場所は、鼻から距離のあるスカートやパンツの裾がオススメです。隠すことのできるジャケットの内側、衣服の裏地なんかも良いと思います。
男性でネクタイに香水をつけている方だけ注意。付け足す場合に限り、ネクタイは避けたほうが賢明です。鼻との距離が近いので、つけたばかりのツンとした刺激性の香りを周りに振りまくことになります。