五感で人を心地よくさせ続けられると人気者
五感で人を心地よくさせ続けることができる方は人気者になれます。
具体的には、いつでも清潔に見えて(視覚)、いつも前向き・元気になることを言ってくれて(聴覚)、季節や天候、体調に合わせて室温などを気にしてくれる(触覚)気遣いのできる人。
さらには美味しい差し入れや飲食店の情報をくれて(味覚)、どんな時でもいい香りのする(臭覚)、そんな素敵超人です。
どうでしょう、人気者になれる素質があると思いませんか。
しかし五感のうち一つでも不快感を与えてしまう方は人気者から遠ざかります。それどころか社内の人を不快にさせてチームのパフォーマンスを下げてしまう恐れすらあります。
例えば、美人なのに悪口ばかり言っている方。常にあなたを認めてくれたり安心できることを言ってくれているのに、いつでもクーラーを最低温度に設定している暑がりな上司。
もしくは、いつでも体調や室温を気にしてくれるのに自分の体臭にまでは気が回らずなんだかいつも臭い同僚。
五感のうちどれか一つでもかけてしまうと、他の良いところまで霞んで見えてしまうのです。
発言だけが優しくて、行動が伴っていない場合には嘘くさく感じ、信用すらされない場合まであります。
臭いと嫌われる! 五感の中で唯一、直接感情を刺激する臭覚
詳しくは上記のページにてご説明していますが、「臭覚」は五感の中で唯一、直接感情を刺激します。
例えば映画を見て、快不快の感情を抱くためには、まずその映画の内容を把握しなくてはなりません。映画の内容も知らないのに、感動も怒りもありません。
一方匂いはどうでしょう。映画館でとても臭い匂いが漂ってきたら、その匂いが何なのか把握できなくたって不快感を感じます。
臭い匂いの原因なんて関係ありません。臭くて不快。「映画館なのになんなのこの臭さ。映画に集中できないんですけど。」ってイライラすることでしょう。
映画(視覚・聴覚)情報は内容を把握しないと快・不快を感じないのに、匂いだけは内容を把握していなくても快・不快を感じています。
なので臭い人は嫌われやすく、いい香りだと好かれやすいという、とても簡単で単純な結論を導き出すことができるのです。
その人が臭い原因を知り、そのような事情があるのなら仕方がないと納得したところで、臭いものは臭いと不快を感じ続けます。
仕事中の最低4時間、香りのコントロールができない
「私は毎朝香水をつけてくるから嫌われない。」と思ったら早計です。なぜなら『香水』の持続時間は長いものであっても7時間だからです。
しかも7時間長持ちする『香水』は、本来の意味での『香水』と呼ばれる「パルファム」という種類。
賦香率が高いので香りが強め。しかも「パルファム」の多くはパーティやフォーマルな席にふさわしいゴージャスな香りです。
ゴージャスな香りをまとうことにふさわしい職業であれば別ですが、そうでないのであればビジネスシーンに向いているとは思えません。
ビジネスシーンで使うのであれば、無難に「オードトワレ」か「オーデパルファム」を使いたいところです。
しかし「オードトワレ」か「オーデパルファム」は、朝つけて出勤すると、昼食時間には香りがほとんど消えています。
食事するときに香りがほとんど消えているということは、食事の香りを邪魔しないということ。なのでビジネスにはぴったりです。
香りに持続時間はそれぞれ、「オーデパルファム」が5時間くらい、「オードトワレ」が3~4時間になります。
8時間勤務の方がお昼に香水のタッチアップしないと、香りのコントロールができない空白時間が、残りの4時間ほど存在するということになります。
実際には通勤時間もありますし、多くの方が「オードトワレ」を使っているでしょうから、6時間くらい『香水』なしの生身の体臭で仕事することになります。
『香水』なしの生身の体臭、自信ありますでしょうか。臭くはないかもしれないけど、『香水』があると自信がわくのに、『香水』がなくなった途端不安になりませんか。
※『香水』の種類や持続時間の違いについて詳しくは下記のページをご確認ください。
バッグの中に『香水』がある方は社内の人気者の素質あり
ここまでのご説明でもうお分かりでしょうが、バッグの中に入れて『香水』を持ち歩いている方は、社内の人気者になれる素質があります。
常に周りの人に心地よく働いてもらえるよう気を配っている方だと言えるからです。しかも臭覚は直接感情に訴えます。
なのでTPOに合わせてその場にふさわしいいい香りがする方は、それだけ人に好かれやすいということになります。
見た目の清潔感は、会社のトイレに鏡があるでしょうから、そのたび身だしなみをチェックしていれば大丈夫です。
それと同じく香りもまた、ある道具があればいつでもいい香りで保たせることが可能です。それは『香水』と「アトマイザー」です。
制汗スプレーや汗拭きシートも香りをコントロールすることのできるアイテムです。お昼休憩などに汗を拭いて、昼食後に『香水』を付け足すのです。
女性のバッグであれば、スマホや手帳の他に口紅やファンデーションが入っているのではないでしょうか。男性なら名刺入れやネクタイなどでしょうか。
仕事道具の他に、見た目(視覚)をコントロールするための道具ばかりが入っているのではありませんか。
夏だけは制汗スプレーや汗拭きシートが入っているかもしれませんがそれだけでは十分と言えません。
春・秋・冬はどうでしょう。香りのコントロールをするアイテムだけが疎かな状態。
いつでも社内のみんなに心地よく働いて欲しいのであれば、見た目だけでなく香りのコントロールもできるように、『香水』も一緒に持ち歩くことをお勧めします。
見た目だけでなく香りのコントロールも完璧な方は、社内で人気者になれる素質があります。
見た目と香りのコントロールはスタート地点
いつでも前向きにさせてくれる言葉。否定せず認めてくれたり、喜びや悲しみを分かち合ってくれるなど、その方の経験がものを言う人間性や日頃の努力の賜物と言えます。
室温などの触覚に気を配ったり、美味しい食べ物の情報や差し入れも同じ。人は正しいだけでは動きませんし、厳しいだけではやる気になりません。
否定せず認めてくれる人や、気持ちを理解しようと話を聞いてくれたり、安心できる言葉を投げかけてくれる方の言葉の方が素直に受け入れることができます。
仕事の話や情報だけでなく、大好きな食べ物の情報をくれたり差し入れたりしてくれる人の方が、嬉しいだけでなく、お金稼ぎ(仕事)しか考えていない冷たい人だと思われることもありません。
暑いのか寒いのか、気配り上手な方は心温かい優しさを感じます。
一朝一夕には、聴覚・触覚・味覚で常に人に心地よさを与え続けることはできない、とても難しいことだということです。
とはいえ、見た目と香りのコントロールができる方であれば、聴覚・触覚・味覚でも、常に人に心地よさを与え続けることができるようになる素質があります。
また聴覚・触覚・味覚で常に人に心地よさを与え続けることができる深みある人間に成長した時に、見た目だけでなく香りも完璧であればとてもクールだと思いませんか。
見た目(ファンデーションなど)と香り(香水など)のコントロールがスタート地点です。